元型用のシリコン型のチェック。金属の部分はスリーピングアイの入る袋になります。黒目がちにしたいので顔のサイズのわりに大きなアイを入れる仕様にしています。普通はもっと小さいアイを入れるので、このアイの大きさだと、成型品にゆがみなどの問題が発生するかもしれないとのこと。こればっかりは抜いてみないとわからないので元型を作り直す可能性もあることを覚悟の上で、このまま進めてもらう。
このシリコン型で元型を数個〜数十個抜いて、その元型を並べて一度に複数抜ける量産用の金型を作ります。その金型で製品を作ります。なので、製品は原型に比べて2段階縮むし、エッジもゆるくなります。ソフビの縮み方にクセがあるので造形の印象が変わることもあります。原型師さんはそれを計算して原型を作っています。すごいなぁ。