manabe22005-01-18


去年の春。momokoが8月でお休みに入るという宣言をして、いろんな仕様のmomokoが発売されることになり、生産の大詰めでバタバタしていたとき。
忙しくてやらなければならないことが山積みの時ほど、別のことしたくなりませんか?引越しの準備中に古本に読み耽ってしまうなどのアレです。
深夜のデニーズで、妄想を紙ナプキンやカトラリー用の紙の裏に描きまくっていたのでした。食事に行く度に、妄想企画の詳細が決まっていく。原価試算までしたりして。しかし、それは言うなれば「企画ごっこ」で実際に動かす時間はありませんでした。
夏になりmomokoが一段落したので、数ヶ月寝かせた落書きを引っ張り出して、もうちょっと現実に即したラフスケッチを描きだしました。途中で周りに見せて意見を聞いたり。締め切りのある仕事ではないので、思い出したときに頭の中でいじってみて、ラフスケッチしてみて、また放置して、を繰り返す。この企画の最大のテーマが「ゆるい」なので、ヘタレ造形でいいやんと、自分でカタチを作ろうと思って、昨日仕事の合間を縫って澤田組に行き、数時間スカルピーで粘土遊び。ラフスケッチの立体版という感じ。
時々経過を備忘録代わりにここに記しておこうと思います。「ゆるい」がテーマなので、期限とか約束とか決まりとかなしなんで、〜であるべき、〜するべき、もなしで。性格上すぐにあらゆるところに「べき」が入り込んでしまうので意識して排除しますよ。「べきを入れないべき」なんて、なんかヘンだけどさ。