単衣の道中着と呉盟会

近所の小さな呉服屋さんで、ヤフオクで安く落とした着物や反物のお直し、お仕立てをお願いしてるのですが、2年前に出したまま放置していたいろいろなものを引き取ってきました。例によって、何をお願いしてたか完全に忘れておりました。
先日あった呉盟会の奉仕市に、まるまるそのコーディネイトで行ってきました。

人形用に使えるかな?と思って落札した紬の反物は柄が人形には大きすぎたので、単衣の道中着に。鳥と花の唐草模様が大好きで似たようなの持っているのにうっかり落札した袷は、単衣に。写真では見えないですが、ながもち屋さんで柄と価格にひとめぼれして買った朱色に白い万寿菊の塩瀬の帯は短すぎたので作り帯に。
道中着をはじめて着たのですが、衿は内側に折るんですね。羽織のように外に折っていましたよ。失敗失敗。
4月ですが、もう単衣にしたいお天気。普段のお出かけだったら、4月後半〜6月、9〜10月と意外と長い期間着られるので、単衣は便利、と気づいてから、あっという間に増えてしまいました。

ところで、私の好きな言葉ベスト10に「超特価」は確実にランクインしますが、呉盟会の奉仕市はものすごく楽しいですよ!いろんな価格帯のお品物がすべて赤札。普段なら恐れ多くて近づけないような上等なものから現実的なラインのものまで一度にたくさん見ることができるのがうれしいし、全部に値札がついているので見る目もやしなわれます。ちょっとした体育館3フロア分全部全部赤札(うっとり)。その上、普通の呉服屋さんくらいの広さ丸々超特価コーナー。探せば2万円くらいから反物があります。5〜10万くらい予算があれば、かなり納得のお買い物ができると思います。
ただ、お店の方がお供してくれて手ぶらでは帰りにくいので、はっきりと買うぞ〜と目的のあるときか、小物を買ってもいいやというときか、何か買うつもりのお友達と一緒に行くのがいいと思います。どちらにしろ、あまりにも品数があるので、自分の予算や目的ははっきりしておくのがお勧めです。